教員紹介
教員プロフィールPROFILE
役職 | ─ |
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職名 | 教授 |
研究室 | 1号館3階 |
氏名 | 梅本 礼子 Umemoto Reiko |
メールアドレス | E-mail:umemoto(at)sanyo.ac.jp *送信する際には、(at)を@に置き換えてください。 |
学位 | 修士(保健学) |
主な担当科目 | 医療管理総論、医療管理各論、診療情報管理システム実務、がん登録、医療用語、診療情報管理論、診療情報管理特論、医療秘書実習(インターンシップ)、診療情報管理実習(インターンシップ)、 など |
教育歴・研究歴 | 2015年4月~2017年3月 非常勤講師:医療管理総論、診療情報管理システム実務、がん登録:山陽女子短期大学 人間生活学科 2017年4月~現在に至る 准教授:(上記主な担当科目):山陽女子短期大学 人間生活学科 2019年4月~2021年3月 広島大学大学院医系科学研究科保健学科博士課程前期:健康情報学 2021年4月~2022年3月 広島大学大学院医系科学研究科健康情報学研究室研究員:健康情報学 |
資格 | 診療情報管理士 院内がん登録中級実務者 院内がん登録実務指導者 |
実務歴・実務概要 | 広島市立広島市民病院診療情報管理室 広島市立広島市民病院医療情報室 実務従事期間:1979年~2017年3月 実務内容:医局秘書実務業務・診療情報管理業務・電子カルテシステム導入支援業務・DPC対象病院準備参画支援業務・病院機能評価受審準備支援業務・地域がん登録(全国がん登録)業務、院内がん登録業務、医師事務作業補助者における院内研修支援業務、医療監査対応支援業務など 実務概要:医療機関における診療情報管理、医療情報室の体制整備、業務マニュアルや取り扱う資料、データの標準化を行い、第三者評価、医療監査にも堪え得る診療情報管理士による診療録、診療情報など記録監査を行う業務を標準化し、診療情報管理体制、業務を確立した。 国立がん研究センターで認定された院内がん登録実務指導者、院内がん登録中級実務者の実績経験を活かし、がん診療連携拠点病院の院内がん登録体制の確立と、医療機関におけるがん診療の実績を院内外に公開し、地域の医療機関や医療従事者に向けてのがん診療研修会を企画し定例開催することとした。 医療の質の向上に参画できる医療事務の専門職である、診療情報管理士、医師事務作業補助者、がん登録実務者の教育、育成に当たり、各部署の発展と各部署が充分に情報活用発信できる院内体制を確立した。 実務修了後は広島大学大学院において、がん登録情報を医療機関内だけでなく、地域医療の実態把握、地域医療計画評価に資する情報として解析することを研究計画とした。 |
教育業績 | 講義・演習・実習:医療管理総論、医療管理各論、診療情報管理論、がん登録実務、など 教材、概要:診療課程理解のための症例経過シート、がん診療理解のためのがん登録症例経過シート 退院時要約作成支援のための症例経過シート |
主な研究分野 | ・医療情報・公開医療情報から解析できる地域医療機関の役割と活用(DPC情報・疾病統計・がん登録情報) ・施設機能を担保する適正な記録のあり方 ・全国がん登録を利活用解析したがん対策効果の評価 |
研究業績 | 1.厚生労働科学研究費補助金医療技術評価総合研究事業平成17年度総括研究報告書2006年3月 認定病院間の医療事故情報共有による患者安全の推進と医療記録の検証による事故防止策の実施に関する研究 医療記録の記載及び監査について-広島市立広島市民病院の現状と課題- 2.報告「広島県の取り組み」-院内がん登録の活用- 実務者の役割・医療機関の実例 山陽女子短期大学紀要 第39号 P.68-69 2018年3月 3.広島大学大学院医系科学研究科博士課程前期総合健康科学専攻保健科学プログラム保険学修士論文 「広島県がん登録情報から集計解析したがん対策とがん医療の現状と課題」2021年3月 4.広島県がん登録情報を活用した広島県がん対策推進計画の現状と課題 山陽女子短期大学紀要 第43号 p. 2022年 月 5.報告「広島県がん登録情報から見えたがん対策とがん医療の現状と課題」 山陽女子短期大学紀要 第43号 p. 2022年 月 【学会発表・シンポジウム等】 第11回日本医療マネジメント学術大会2009年6月 DPCデータの二次活用と地域連携 第35回日本診療情報管理学会学術大会 2009年9月 広島市民病院における院内がん登録体制の構築 ーがん登録実務者の教育と養成ーDPC情報と紹介情報の分析ー院内がん登録情報を付加してー 第10回日本医療情報学会学術大会 2009年11月 ワークショップ -診療データの二次的利活用を目指した電子カルテのオーディット- 広島市民病院における診療録記載監査の現状 シンポジウム -院内がん登録の目指すものとそれにこたえる システムとは? 各種がん登録と電子カルテ- 広島市民病院における院内がん登録の現状-運用体制の標準化と実務者養成そして情報の利活用- 第82回日本胃癌学会 2010年3月 学会企画 チーム医療-コメディカルとともに- 術後フォローアップと地域連携パス- 広島市民病院における院内がん登録情報利用の現状-がん登録実務者の役割- 第36回日本診療情報管理学会学術大会 2010年9月 広島市民病院における電子カルテ記載監査の現状 利活用を目指した情報の精査-院内がん登録情報(前立腺がん)を例として- がん診療地域連携パス適用に関する検証-院内がん登録情報の利活用- (ランチョンセミナー)診療データを病院経営に生かす!-DPCデータ、院内がん登録データ、外来データの戦略的活用- 第48回日本医療・病院管理学会学術大会 2010年10月15日 シンポジウム -DPCデータを地域医療計画にどう活かすか- 広島市民病院におけるベンチマークの活用 第2回AreaMeeting for Regional Alliances 2012年8月 乳がんの地域連携パス-がん診療連携拠点病院の取り組み- 第38回日本診療情報管理学会学術大会 2012年9月 シンポジウム 「がん登録をどのように活用するのか」 院内がん登「録情報の活用状況についての報告 当院のキャンサーボードの試み 第86回日本胃癌学会 2014年3月 キャンサーボードの運用基準の適正化とその効用 第86回日本胃癌学会 2014年3月 胃癌の院内がん登録情報の有効活用 日本医療マネジメント学会 第15回九州・山口連合大会 2016年9月 シンポジウム がん登録情報と医療の質 院内がん登録全国集計-院内がん登録での施設別件数で施設のがん診療はどう評価できるか- 平成28年度広島県全国がん登録研修会 2016年11月・12月 「データ入力の実践」 平成29年度東京都院内がん登録実務者研修会 2017年11月 「広島県の取り組み」-院内がん登録の活用- 実務者の役割・医療機関の実例 第80回日本公衆衛生学会総会 2021年12月 一般演題 示説―第14分科会医療制度・医療政策 広島県がん登録情報から見えたがん対策とがん医療の現状と課題 |
著書等 | ─ |
共同研究・社会活動 | 1.国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録センターがん登録実務者研修専門家パネル委員(平成21年4月1日~) 中国診療情報管理研究会理事 |
表彰等 | 日本がん登録協議会より「院内がん登録実務功労者表彰」 |
所属学会・団体等 | 日本公衆衛生学会、日本がん登録協議会、日本診療情報管理学会、日本医療情報管理学会、日本医療マネジメント学会、日本ビジネス実務学会、日本診療情報管理士会、中国診療情報管理研究会 |
メッセージ | 大学で過ごす2年間は、貴重な一度しかない時です。様々なことを経験し、チャレンジして充実した学生生活を過ごしましょう。限られた貴重な時間、在学中に専門職として広く認識されている「医療秘書実務士」「診療情報管理実務士」「医師事務作業補助実務士」、「メディカルクラーク」、「ドクターズクラーク」、「診療報酬請求事務能力認定」「がん登録実務初級者認定」などの資格を取得しましょう。そして卒業後は資格を活かして医療に関わる分野や社会に貢献できる愛優輝を備えた女性であり、人であることを願っています。 |
オフィス・アワー | 月・金 10:00~14:00 火 13:00~15:00 |