大学紹介
建学の精神
未来に輝く女性の育成

教育理念
本学は教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、山陽女学園の伝統の精神に基づいて大学教育を行い、
教養と専門性を兼ね備え、地域に貢献する女性の育成を教育理念としています。
このことを具現化するために、以下の4点を全学的教育目的とします。
- 教養教育及び健康・医療を核とした専門基礎教育の徹底
- 実践に即した豊富な実習を中心とした教育
- 資格を活かして、地域に貢献できる人材の養成
- 地域における生涯教育の拠点化と地域連携の推進
学長あいさつ
堅実な学びと実践教育
〜あなたの土台を作る〜

学長 石永 正隆
京都大学農学博士/広島大学保健学修士
京都大学食糧科学研究所、広島女子大学および県立広島大学を経て2011年から山陽女子短期大学に勤務。科研費審査委員等を歴任。
専門は脂質関連分野。
本学は、世界遺産「宮島」があり、けん玉発祥の地でもある廿日市市に立地しており、1963年の開学以来、 心豊かな女性を育てるという伝統を守り、一人ひとりが「自分の花を咲かせる」ことができる女性の育成をめざし、きめ細やかな教育に専念しております。
山陽女子短期大学は今、大きく歩み出しています。本学は、県内初とされる自治体との連携公開講座を41年前から開催して、地域の方々と学びをともにし、 また地域の産業とコラボレーションしながら地域の振興にも関わってきています。これらを基盤にして平成25年に廿日市市と包括的連携協力協定を結び、 地域の行事等にもボランティアとして積極的に参加しています。お祭りへの出店や、高齢者へのお食事サービスなど、 日々の学びの成果を生かした学生のボランティアは、地域の方々にも温かく迎えられております。地方再生が叫ばれている今日、「地域密着型短期大学」として、 今まで以上に生涯学習や産学連携などの地域貢献を学生の皆さんとともに担っていくつもりです。
山陽女子短期大学の「学び」の特徴は何か。教育目標である「地域に貢献できる人材の養成」という言葉に表されています。 資格に直結した専門基礎の勉学にも力を入れ、実践に強い専門職業人になるためのピンポイント的な実習・演習をふんだんに授業に取り入れています (これが山女の一番のアピールポイントだと卒業時に多くの学生が言ってくれます)。ちなみに、取得した資格を活かす分野への就職率は例年80%以上です。 また、教養科目についても、私たちが生きていくために必要な素養が、具体的にまた確実に身につくよう配慮しています。
また、実践目標として、「愛・優・輝」を掲げ、「愛」する心と「優」しさを併せ持ち、自分の人生に誇りをもつ「輝」ける女性-自分の花を咲かせることができる女性-の育成をめざしています。 みなさんの土台をつくる第一歩として、本学に入学されますことを期待しております。
なお、コロナ禍にあって本学は感染症対策を十分に取りながら、対面とオンラインを併用して授業を行っております。幸いにも学生による授業評価アンケートでは、 「授業の理解度」や「授業の満足度」が昨年より増加しており、コロナ禍でも学生、教職員が一丸となって教育に取り組んだ「証」だと思っております。
歴史・沿革
山陽女子短期大学の歴史

山陽女子短期大学は、地域女子教育施設創建の熱望にこたえて1929年に設立された山陽高等女学校以来の女子教育の伝統を引き継ぎ、1963年に創設されました。
世界遺産の宮島を擁する廿日市市に位置し、波静かな瀬戸の海近く、緑豊かな環境に恵まれた本学は、これまでに多くの卒業生を社会に送り出してきました。開学以来、本学の教育理念は、教養と専門性を兼ね備え、地域に貢献する女性を育成することであり、「愛・優・輝」をモットーに「教養教育及び健康・医療を核とした専門基礎教育の徹底、実践に即した豊富な実習を中心とした教育、資格を活かして、地域に貢献できる人材の養成、地域における生涯教育の拠点化と地域連携の推進」を教育方針として掲げ、教育内容の一層の充実を図っております。 今後は健康・医療をはじめ幅広い分野で、地域社会に貢献できる意欲ある学生を育てます。
1929年 | 山陽高等女学校 開校 |
1948年 | 学制改革により山陽女子高等学校に移行 |
1963年 | 山陽女子短期大学 開学 家政科 設立 |
1965年 | 国文科 設立 |
1966年 | 食物栄養科 設立 |
1968年 | 附属幼稚園 開園 |
1991年 | 家政科を生活学科に、食物栄養科を食物栄養学科に名称変更 |
1997年 | 国文科を日本語日本文学科に名称変更 |
1999年 | 生活学科を人間生活学科に名称変更 |
2001年 | 日本語日本文学科を廃止 |
2007年 | 臨床検査学科 設置 |
2012年 | 専攻科(診療情報管理専攻) 設置 |
第三者評価適格認定
第三者評価とは、学校教育法第109条に定める認証評価です。
山陽女子短期大学は、文部科学大臣の認証を受けた財団法人短期大学基準協会による第三者評価を受け、
その結果、令和4年3月11日付で「適格」と認定されました。
